某製薬会社様 生物処理余剰汚泥
導入の背景
既設脱水機 : 多重円板式スクリュープレス
【問題点】
・定期的なろ材の交換に多額の費用が発生。
機種のご提案(問題点の解決)
今回、ご担当者様のご要望は以下の通りでした。
・メンテナンスコストの削減
汚泥と既設脱水機の脱水ケーキを頂き、弊社ラボテストを行った結果、スクリュープレス式での脱水は問題無く行える判断でした。
併せて、多重円板式スクリュープレスの脱水ケーキ含水率を分析したところ、ご担当者様が思っていたよりも高い結果だったそうで、
脱水ケーキ含水率の低減も視野に入れ、凝集剤の最適処方の検討も併せて行わせて頂きました。
その後、ユーザー様の現地へテスト機を持込み、既存の凝集剤処方と弊社推奨の凝集剤処方を比較検討し、得られたデータから、薬品代・脱水ケーキ処分費のコスト試算をご提示し、最終的な仕様を決定、ご採用頂きました。
◆ご採用機種:NSC型(スクリュープレス式)
・凝集剤処方
PAC+粉末高分子凝集剤 → ポリテツ+液状高分子凝集剤
【問題の解決】
・メンテナンスコストが大幅に削減された。
・凝集剤の処方を見直したことで、凝集状態は安定し、薬品代は増えたが、脱水ケーキ含水率の低減により、トータルではコスト削減につながった。
ご担当者様から・スタッフから
ご担当者様から
柳河エンジニアリングの脱水機を導入することで、メンテナンスコストの削減はもとより、最適な凝集剤の処方も併せてご提案頂けたことで、ランニングコストの削減もでき、大変満足しています。
柳河エンジニアリングのスタッフから
今回は、既設脱水機の運転状況の確認から、サンプルのラボテスト、さらに、ご担当者様の希望により、現地へテスト機を持込み実地テストを行いました。実際に、脱水機を導入した時と同様の状態をご確認頂くことで、ご担当者様や関係者の方々からは、安心して採用に踏みきれるとお声を頂戴しました。
また、当初は”メンテナンスコストの削減”をご要望として頂いておりましたが、凝集剤の処方を見直すことで、”ランニングコストも削減”することが出来ました。
”お客様の汚泥を知ること”の重要性を改めて感じました。